『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』を読みました

こんにちは、るぅ(@ru_rin)です。

久しぶりに本を読むのが楽しいです。
本屋さんで気になった本をAmazonやブクログ のアプリを使ってレビューをチェックしたりリスト化しているんですが、ちょこちょことkindleで購入して寝る前にお布団の中で読むのが楽しいんです(´艸`)

この本も本屋さんで平積みになっていて気になったのですがkindle版が出ていなくて、何度か買うのを見送ったんだけど、どうしても読みたくて単行本を買いました。

いつもグズグズしていて「しなくてはいけない事」から逃げる自分を変えたい

なぜなのか自分ではわからないのですが、いつまでも動かない腰の重い性格です。
夏休みの宿題は8月31日までしないし、もちろん嫌なことは後回し。
“嫌じゃないけどしなくちゃいけないこと”ですらいつまでも手をつけないし、手をつけてもグズグズと終わらせられない。

そんな自分が嫌なんです。
嫌なんだけれどどうすれば「すぐやる」ことができるのかわからない。
何とかできれば、せめてきっかけにでもなれば・・・

「気分」と「視座」を変えるがこの本の内容

「すぐやる」ようになれるノウハウというかメソッドが書いてあるのですが、その基本にあるのが「気分と視座を変える」です。
視座とはものを見る「視点と立場」のことで、見方を変えるとか違う立場で見てみる、考えてみる、ってことかな。
まず最初に「そう!そうよね!」と思ったのが「モチベーションと「気分」は違う」ということ。
モチベーションって気分というより“やる気”にニュアンスが近いと思うんです。

そして「行動できない人の習慣」に書かれてある「行動を阻害する思考の癖がある」「自分をフリーズさせる癖がある」にも激しく頷きました。
どこかで言い訳してるんです。心のどこかで。
でもそれは掴めないんです。掴めないからズルズルと・・・

私の人生これの繰り返しだわ・・・ループだわ・・・il||li. _| ̄|○il||li

半年先の「見取り図」と「意識を向けた方向」

第2章は「すぐやる人」の思考法について書かれています。
その中で紹介されていた「これから半年間の「見取り図」を明確にするセッション」に興味を引かれました。

長方形の会議室の真ん中の一直線上を時間軸に定めます。中心が現在。前方の端が未来を後方の端を「過去」と定めました。
過去から「現在」まで、一直線上を歩きながら、これまでの半年間を思い返し、味わってもらった上で聞きました。
「どんな半年でしたか?」
〜略〜
次にこれから先の「心躍る未来像」を思い描くために、「現在」から「未来」に向かって、ちょうど半年後だと思えるところまで歩いてもらい、「どんなことが起こるか、あるいは起こしたいか、思い浮かぶことをお話ください」と促しました。

その後そのゴールに至るプロセスを大小問わず書き出してスケジュール化。その他の可能性も含めて俯瞰する「見取り図」を作る。

自分自身「プレッシャーにめちゃくちゃ弱い」と自覚してから、細々なタスクはもちろん、スケジューリングすら避けてきたのにこのセッションに興味を引かれたのはどういうことなんだろう?
この本とは関係ないだろうけれど、もしかしたら少し自分の中で何かが変わり始めてるのかな?

閑話休題。
人は意識を向けた方向に進む、という性質があります。

あ、これわかる。
自動車教習所で「カーブを曲がるときは行きたい方向を見る」と教わって、「ホンマかいな?」と思いつつ言われた通りにすると何の違和感もなく曲がれるようになりました。
それと近いんじゃないでしょうか?(違うかな?)

あと「引き寄せの法則」とも近いんじゃないかな?あれはスピリチュアル要素満載だけれども。

連想してポチってしまった

続く第3章は「どうすれば、どんなことをすれば「すぐやる」人になれるのか」が書かれています。

気分を選択する、「感情表現の3要素(表情・動作・言葉)」で気分を切りかえる。について書かれている部分を読んで思い出したのがこの本。

Kindle版が¥500きっていたので思わずポチリ・・・あぁウッカリ+゚(ノ∀`)。+゚

「想像しただけで気分は変わる」は視座の転換をしよう、ということ。
映画を見た後に気分が変わってること、ありますよね。
映画の内容によってそれぞれ違う気分になっている、それと同じことをしよう、ということ。

どうやって視座を転換するのか?気分を変えるのか?
「人生のありたい姿をありありと思い浮かべる」と、気分は変化し始める。

そうか、そのためにもさっきの「見取り図」な要素って必要なんだ!

不安の仮置きとモーニングノート

「不安をいったん脇に置く」方法として瞑想みたいな方法が書かれています。
ほぼ同じ、似たようなのを以前読んだことがあって、一度だけ「とりあえず今は頭から離れない不安を退けておく」ことができたことがあるのを思い出しました。

スピリチュアル過ぎるのはあまり好みじゃないけれど、程良く取り入れてみるのも良いのかも知れません。

こういうノウハウ本や自己啓発本の定番の“朝”の行動について書かれたところで紹介されていた『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』も図書館で借りて読んだことがあって、電子書籍で持っておきたいな、と思っている本・・・
ポチリかけましたがひとまず踏みとどまりました(;ↀ⌓ↀ)

この本に書かれてるモーニングノートは毎日続けると、自分の感覚に自覚的になり、表現欲求が活性化される らしいです。
誰かに見せたり自分で読み返すわけではないので、何も気にせずに書けるのが良いんだと思います。またやろうかな。

最後に落ちたのは

第4章は周りを変える方法が書かれているんですが、自分を変えたい今の私には響く部分はありませんでした。

第5章の夢を語ることは、世界に対して、「私はこういう生き方をしたい」と語ること。は目からウロコが落ちたというか、ああそうか、そういうことか、そうだよね。と納得できました。

どう生きたいのか、何をしたいのか、周りに、世界に語ること。
ずっと自分のしたいことがわからず、どう生きたいのかもわからずに生きてきました。
今もまだ語る程にはわかっていないけれど、「こっちかな?これかな?」と思う方向を掴んでいるので納得できたんだと思います。

感想

自分で書いた内容を読み返すとだんだん「すぐやる」から離れてしまっていますが、本はそんなことないんです。
ちゃんとメソッドが書かれています。
どんな本でもそうなんだけれど読んだだけじゃ実行できるようにはならないし、ちょっと実行しただけじゃ変われないけれど、私が今まで読んだ本とは違うアプローチで、私が実行できそうなメソッドがいくつか(いくつも)あったので、買って正解でした。

時々読み返して「やる気やモチベーションじゃなくて、気分を変えるんだ。気分は変えられるんだ」ということを忘れないようにしたいです。(^^)

それではまた。

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